Minecraft 1.20.1に対応した、DimStorageを紹介します。
Minecraftのバニラのエンダーチェストとは別に、細かく色分けできるエンダーチェストやエンダータンク、エンダーポーチを追加するmodである「Ender Storage」がありましたが、更新が途絶えています。
別のmod作者が作成する「Ender Storage 1.8.+」は2024年8月現在、本体バージョン1.20.1まで対応していますが、これに似たmodとして「DimStorage」を紹介します。
使用環境は以下の通りです。
- 本体バージョン：1.20.1
- DimStorage
追加されるブロック・アイテムとレシピ
レシピツリーの表示はJEI（Just Enough Items）のアドオンの、EMIを使用しています。
Dimensional Chest の使い方
Dimensional Chest を開くと、右上に三角形のアイコンが表示されますので、そこをクリックすると、追加のGUIが表示されます。
- Owener：クリックすると oublic か （ユーザー名）に切り替わります。
マルチプレイの場合はインベントリの公開/非公開設定になると思われます。 - Frequency：周波数です。0~999の1千通りがあります。
先に番号を入力して、下の[Change]ボタンを押すと、周波数が切り替わります。 - Locked：クリックすると Yes / No で切り替わります。
Noの場合は、ホッパーや他MODのアイテムパイプを使って、搬入と搬出が行えます。Mekanismの物流トランスポーターや、Ender IO の Item Conduitなどが使えます。
Yesの場合は、搬出できないほか、外部からの搬入も受け付けなくなります。
パイプの接続とDimensional Chest のインジケーターランプの色の変化に注目
二つ以上のDimensional Chest を用意し、周波数とオーナー設定を同じにすることで、中身を共有することができます。
同じディメンションだけでなく、オーバーワールドとネザーなど、異なるディメンションを跨いで使うことも可能です。
Diemesional Tabletの使い方
一度設定したDimensional Chest に対して、シフト右クリックすることで、タブレットとチェストをリンクすることができます。チェスト側のオーナー設定を自分だけにすることで、自分だけのタブレットとチェストになります。
タブレットは右クリックすることでGUIが開き、好きな場所からリンクしたDimensional Chest の中身を参照できます。EnderStorageのエンダーポーチと同じといえばわかりやすいでしょうか。
問題なければチャット欄に「Linked to Chest」と表示される
Dimensional Tankの使い方
Dimensional Tank もDimensional Chest と同じようにGUIを開くことがきる。
- Owner：public か（ユーザー名）か。
チェストと同じです。 - Frequency：こちらもチェストと同じです。
- Locked：こちらもチェストと同じです。
- 一番下：Idle / Auto-eject
Idelの場合は特に何も起こりません。
Auto-ejectの場合は、隣接する液体インベントリに対して、自動で液体を搬出するモードになります。
Auto-ejectにした状態 
右側のMekanism液体タンクへ自動搬出される様子
Dimensional Tankから別のDimensional Tankへ、Auto-eject機能を使って液体を移すことも可能です。ただしその場合、Tankの周波数はお互い異なるものを設定する必要があります。
Ender Storageではオーナー設定機能やロック機能はなかったと思います。また、Dimensional Chestは容量がより大きいです。お好きな方を使ってみてください。
